陸屋根・ベランダ防水工事及びメンテナンスの重要性について!

【雨漏り・劣化対策】陸屋根・ベランダ防水工事の重要性とは?

 

 

 

「最近ベランダの床にひび割れが…」「屋上の防水が心配…」
そんなお悩みはありませんか?
陸屋根やベランダは、雨・紫外線・雪・温度変化などに日々さらされているため、防水工事のメンテナンスがとても重要です。
今回は、住宅でもよく行われる「防水工事の種類・費用・時期」についてわかりやすくご紹介します。

私たちの住む福井県は、冬に雪が降り積雪する地域ですので、冬に雪の積もらない地域よりも早く劣化しやすいので、

早めのメンテナンスが必要となります。

陸屋根・ベランダはなぜ防水工事が必要?

 

陸屋根(りくやね)とは、ほぼ平らな形状の屋根のこと。
屋上スペースとして利用できる反面、雨水が溜まりやすく、防水性能が低下すると雨漏りが発生しやすい構造です。

ベランダも同様で、長年の使用により、

 

  • 表面のひび割れ

  • コケ・汚れの付着

  • 防水層の浮き・膨れなどの症状が出てきたら、早めの点検・補修が大切です。

 主な防水工事の種類と特徴

 

 

工法 特徴 耐久年数 メリット 注意点
ウレタン防水 液状の樹脂を塗り重ねて膜を作る工法 約10〜12年 継ぎ目がなく複雑な形状に対応 定期的にトップコート塗替えが必要
FRP防水 ガラス繊維を使い硬化させる工法 約10〜15年 強度が高くベランダに最適 紫外線に弱く広い面積には不向き
シート防水 防水シートを貼る工法 約12〜15年 工期が短く品質が安定      複雑な形には不向き
アスファルト防水 アスファルトを重ねる伝統工法 約20年 耐久性抜群・大型建築にも使用   におい・煙が出やすい

工事の流れ(ウレタン防水の場合)

  1. 下地処理:古い防水層の除去・ひび割れ補修

  2. プライマー塗布:密着性を高める

  3. ウレタン防水材を2回塗布

  4. トップコート仕上げ:紫外線や摩耗から防水層を守る

 

天候にもよりますが、一般的なベランダなら2〜4日ほどで完了します。

費用の目安

 

工法 1㎡あたりの単価 20㎡ベランダの目安
ウレタン防水 約5,000〜7,500円 約10〜15万円前後
FRP防水 約6,000〜9,000円 約12〜18万円前後
シート防水 約4,500〜7,000円 約9〜14万円前後

 

※下地の状態や立ち上がり部の有無や材料費の市場価格によって変動します。

メンテナンスのタイミング

 

 

チェック項目 対応時期
トップコートの色あせ・ひび 5〜7年ごと
防水層の膨れ・浮き 早急に補修
雨漏りが発生 すぐ専門業者へ相談
全面改修 10〜15年ごと

福井などの積雪地域では、雪の重みや凍結によるひび割れも起こりやすいため、
定期点検を10年以内に一度行うのが理想です。

トップコートのみの塗り直しであればメンテナンス費用も安く抑えられます。

防水工事を長持ちさせるコツ

 

  • 定期的に清掃して水はけを良くする

  • 植木鉢や重い物を直置きしない

  • 雨漏りが起きる前に専門業者に点検依頼

  • 施工保証がある会社を選ぶ(5〜10年保証が目安)

まとめ:防水工事は“予防”が大切!

 

陸屋根やベランダの防水は、「雨漏りが起きてから」では下地からやり直さないといけなくなったりと、

修繕費が大きくなりがちです。
早めの点検とメンテナンスで、家の寿命を守りましょう。

福井の防水工事についてのご相談は LightCirculation. へ

弊社では、下地処理からの防水工事においては、10年間防水工事保証の保証書を工事完了後に発行させて頂いております。

点検、御見積りは無料でさせて頂いております。

防水工事について詳しくは弊社まで、お気軽にお問い合わせください。

FRPベランダ防水工事完了の写真です。
FRPベランダ防水工事

FRP防水工事の写真です。
FRP層間用下地調整
清掃、高圧洗浄工事、ケレン工事の写真です。
清掃・高圧洗浄・ケレン工事
FRP防水工事前の写真です。
FRP防水工事前の写真です。