トイレの床材の違いとメリットとデメリットを解説

木フロア材とクッションフロア│トイレの床材の違い


トイレ サンゲツマイコーデ

 

 トイレの床材を木フロア材(無垢材やフローリング)にするか、クッションフロア(CF)にするのかで、見た目や耐久性・メンテナンス性が大きく変わります。

それぞれのメリット・デメリットを解説します。

木フロア材(無垢材・フローリング)


トイレの床を木フロア材にすると、まず目を引くのはその高級感と温かみです。天然木ならではの風合いは、経年変化によってさらに味わいが増し、家全体の雰囲気を格上げしてくれます。

また、足触りが柔らかく、冬でも冷たくなりにくいため、素足で過ごす家庭にも向いています。他の部屋と床材を統一できる点も、空間の一体感を大切にする方には大きな魅力です。

  

一方で、木フロア材は水や汚れに弱いという弱点があります。トイレは尿はねや手洗いの水が床に落ちやすいため、放置するとシミや変色、カビの原因になりかねません。定期的なワックス掛けやオイル塗布などのメンテナンスも必要で、手間とコストがかかります。また、クッションフロアに比べて初期費用が高めなのも注意点です。

メリット


  • 高級感・温かみ
    天然木や突板の質感があり、空間がおしゃれで落ち着く。

  • インテリア統一がしやすい
    他の部屋と同じフローリングにでき、段差が減らせる。

  • 足触りが良い
    冬でも冷たさが軽減される(無垢材なら特に)。

デメリット


  •  水や尿に弱い
    しみ・膨張・変色・カビの原因になる(特に接合部や板目)
  • 掃除しにくい
    継ぎ目やコーティング剤の剥がれ部分に汚れが入りやすい。

  • 補修コストが高い
    貼り替えが必要になるとき費用がかさむ。

  • アンモニア臭が残りやすい
    木は多孔質なので吸収しやすい。


クッションフロア(CF)


トイレ(床材)画像

 

クッションフロアは、耐水性と掃除のしやすさに優れた床材です。水や尿はねにも強く、中性洗剤でさっと拭くだけで清潔を保てるため、日々のお手入れがとても簡単です。さらに、木目調やタイル柄、大理石風などデザインのバリエーションが豊富で、好みやインテリアに合わせやすいのも魅力です。施工費や材料費が比較的安く、工事も短期間で終わるため、費用を抑えてトイレをきれいにしたい方にも向いています。

 

 

ただし、クッションフロアは本物の木材やタイルに比べると高級感に欠ける場合があります。長期間使用すると端がめくれたり、擦れや傷が目立ってくることもあり、耐久性は木フロア材よりやや劣ります。また、他の部屋が木フロアの場合は質感の違いから空間の統一感が損なわれることもあるため、全体のデザインバランスを考える必要があります。

メリット


  • 防水性が高い
    表面が塩ビ製なので水・尿を弾く。

  • 掃除が楽
    拭き掃除だけでほぼキレイを保てる。

  • 安価で施工しやすい
    貼り替え費用が比較的低く抑えることが出来る。

  • 柄の自由度
    木目調やタイル調などデザインが豊富にあり最近の品物は質感もよくなっています。

デメリット


  • 高級感はやや劣る
    近くで見ると質感がフロア材よりもやや劣ります。

  • 経年で傷やめくれが出やすい
    重い物や尖った物で凹みやすい。

  • 接着部の劣化
    端からめくれたり、汚れが入り込むことがある。

  • 温かみは木より少ない
    冬は少し冷たく感じやすい。


どちらを選ぶべき?│デザインと機能性 どちらを優先するかが選択のポイント!


木フロア材とクッションフロア、それぞれに魅力もあれば注意点もあります。
見た目や質感を重視し、家全体のデザインに統一感を持たせたい場合は、木フロア材がおすすめです。天然木の温もりや経年変化を楽しめるため、インテリアにこだわりたい方には特に向いています。

 

一方で、掃除のしやすさや耐水性、コストパフォーマンスを優先するならクッションフロアが適しています。小さなお子さまや高齢者がいるご家庭、水はねや汚れが気になる環境では、手入れの簡単さが大きなメリットになります。


特に福井では同居世帯も多く、トイレを使う人数や回数が多いご家庭が少なくありません。クッションフロアなら大人から子どもまで快適に使え、掃除も簡単なため、清潔な空間を保ちやすいのが魅力です。

 

  • デザイン重視・統一感優先 → 木フロア材(ただし防水塗装必須)
  • メンテナンス・掃除のしやすさ(水拭きなど)・耐水性優先 → クッションフロア
  • 最近の木目調クッションフロアは高級感もあり、見た目やコストパフォーマンスが良く特におすすめです
  • 福井では同居世帯も多く、クッションフロアは大人から子供まで、清潔で快適なトイレ空間を実現しやすい。

 

最終的には、「デザイン性」か「機能性」か、どちらをより重視するかが選択のポイントです。迷った場合は、実際のサンプルを見て質感を確認したり、施工事例を参考にして、自分のライフスタイルに合った床材を見つけましょう。

TOTO ネオレストAS-W(レストルームドレッサー専用品)
TOTO ネオレストAS-W(レストルームドレッサー専用品)

福井市でトイレ リフォームするなら!お見積もり・ご相談は無料です!


福井市の工務店 Light Circulation.(ライトサーキュレーション)は、キッチン・お風呂・トイレなど水回りのリフォーム・リノベーションを行っています。

福井市や周辺地域にお住いで、トイレのリフォーム・リノベーションをお考えの方は、ぜひライトサーキュレーションまでお気軽にご相談ください!

メモ: * は入力必須項目です