
トイレの床材の違いとメリットとデメリットを解説
トイレの床材を木フロア材(無垢材やフローリング)にするか、クッションフロア(CF)にするのかで、見た目・耐久性・メンテナンス性が大きく変わります。
それぞれのメリット・デメリットを解説します。
① 木フロア材(無垢材・フローリング)
メリット
-
高級感・温かみ
天然木や突板の質感があり、空間がおしゃれで落ち着く。 -
インテリア統一がしやすい
他の部屋と同じフローリングにでき、段差が減らせる。 -
足触りが良い
冬でも冷たさが軽減される(無垢材なら特に)。
デメリット
-
水や尿に弱い
しみ・膨張・変色・カビの原因になる(特に接合部や板目)。 -
掃除しにくい
継ぎ目やコーティング剤の剥がれ部分に汚れが入りやすい。 -
補修コストが高い
貼り替えが必要になるとき費用がかさむ。 -
アンモニア臭が残りやすい
木は多孔質なので吸収しやすい。
② クッションフロア(CF)
メリット
-
防水性が高い
表面が塩ビ製なので水・尿を弾く。 -
掃除が楽
拭き掃除だけでほぼキレイを保てる。 -
安価で施工しやすい
貼り替え費用が低く、DIYも可能。 -
柄の自由度
木目調やタイル調などデザインが豊富にあり最近の品物は質感もよくなっています。
デメリット
-
高級感はやや劣る
近くで見ると質感がフロア材よりもやや劣ります。 -
経年で傷やめくれが出やすい
重い物や尖った物で凹みやすい。 -
接着部の劣化
端からめくれたり、汚れが入り込むことがある。 -
温かみは木より少ない
冬は少し冷たく感じやすい。
まとめのおすすめ
-
デザイン重視・統一感優先 → 木フロア材(ただし防水塗装必須)
-
メンテナンス・掃除のしやすさ・耐水性優先 → クッションフロア
-
最近の木目調クッションフロアは高級感もあり、見た目も良くコストパフォーマンスが良く特におすすめです。

コメントをお書きください