外壁│金属系サイディングで叶える機能的でコスパの良い住まい
外壁材にはさまざまな種類がありますが、その中でも「金属サイディング」は近年人気の高い建材のひとつです。一般的にはアルミニウムやガルバリウム鋼板を使用しており、スタイリッシュな見た目と優れた性能を兼ね備えています。ここでは、金属系サイディングのメリット・デメリットを分かりやすくご紹介します。
金属系サイディングとは?

金属系サイディングは、建物の外壁に貼る板状の外壁材の一種です。
サイディングは「外壁パネル」とも呼ばれ、現在の住宅建築で最も一般的に使われています。
主な特徴は以下のとおりです。
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工場で規格生産されているため品質が安定している
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デザインや色のバリエーションが豊富
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工期が短く、コストを抑えやすい
サイディングには大きく分けて「窯業系サイディング」「金属系サイディング」「木質系サイディング」があります。その中でも 金属系サイディングは軽量で耐久性が高く、雨仕舞いの良さや機能性の高さが特長 です。
金属サイディングのメリット
外壁材を選ぶときは「どんな良さがあるのか」を知っておくことが大切です。
ここでは、金属サイディングならではのメリットを具体的に見ていきましょう。
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断熱性が高い
内部に断熱材を組み込んだ製品が多く、夏は涼しく、冬は暖かい住まいづくりに役立ちます。北陸のような寒暖差の大きい地域でも快適に過ごせます。
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耐震性に優れている
軽量なため建物への負担が少なく、地震の揺れにも強いのが特長です。
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凍害に強い
雪や氷で外壁が傷む「凍害」を起こしにくいのもポイント。雪が多い地域には特に適しています。
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雨仕舞いが良い
雨水を効率よく排水できるため、建物の劣化を防ぎやすく、長持ちにつながります。
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コストパフォーマンスが高い
施工性がよく、初期費用と維持コストの両面で優れています。
金属サイディングのデメリット
どんな外壁材にも弱点があります。金属サイディングもメリットだけではなく、注意しておきたい点があります。
選ぶ前にデメリットもしっかり確認しておきましょう。
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傷やへこみがつきやすい
硬い素材ですが、物がぶつかると小さな傷やへこみが目立ちやすいのが難点です。
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錆びやすい環境に弱い
塩害や酸性雨の影響を受けやすいため、海の近くでは劣化が早まる可能性があります。
北陸地方におすすめの金属サイディング
私たちが特におすすめしているのは、角波やKスパンといった金属サイディングです。
これらは雨仕舞いに優れており、雪や雨の多い北陸地方にぴったり。さらにコストパフォーマンスも高く、長く安心してお使いいただけます。
ただし、海に近い塩害地域では劣化が進みやすいため注意が必要です。その場合は他の外壁材も含めて検討するとよいでしょう。
金属サイディングが向いている住まいとは?
金属サイディングは、断熱性・耐震性・凍害への強さといった多くのメリットがあり、特に雪や雨が多い北陸地方に適した外壁材です。
一方で、傷や錆びといった弱点もあるため、立地条件や環境に合わせた選び方が大切になります。
「うちにはどんな外壁材が合うのだろう?」
「金属サイディングを選んでも大丈夫かな?」
そんな疑問や不安を感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。
当社では、地域の気候やお客様のご要望に合わせて、最適な外壁リフォームのプランをご提案しています。
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最終更新日:2025年9月10日
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外壁材の中で最も多く使われているのが「窯業系サイディング」です。
セメント約80%と繊維質約20%を原料にしており、耐久性とデザイン性を兼ね備えています。現在、日本の住宅外壁の約8割に採用されているといわれるほど、主流の外壁材です。
ここでは、窯業系サイディングのメリット・デメリットを分かりやすくご紹介します。

一般的な金属サイディングはアルミ又は、ガルバニウム合金の物がほとんどです。金属サイディングのメリットとして断熱性、耐震性、凍害性に優れている事と、雨仕舞いが良くコストパフォーマンスが良い事です。デメリットとしては、傷やへこみなどが付きやすい事と、錆びや酸性雨、塩害に弱い事ですが、個人的には、角波、Kスパンなどが雨仕舞いの良さと、コストパフォーマンスの高さから北陸など湿度が高く、冬雪が降る地域にはオススメです。(塩害地域は除く)